「内部収益率」とは、一連のキャッシュフロー(現金収支)の利回りのことです。 「投資」や「貯蓄」などでは、利回りが高いほうがよい、つまり内部収益率が高いほうがいいことになります。 反対に「借入と返済」では、利回りが低いほうがよい、つまり内部収益率が低いほうがいいことになります。 ここで一つ大事なことは、「安全確実」な「定期預金」の利回りより、投資の内部収益率のほうが低ければ、その投資は成功しなかったと考えるべきである、ということです。 そもそも「投資」は、「預金」に比べればはるかに失敗する可能性が高いだけに、「預金」以上の利回りを確保しなくては、投資をした意味はありません。 下の表は、このような金融商品に貯蓄した例です。
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上記の表をグラフにしたものです。 |
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内部収益率を算出する関数はIRR関数です。 利回りを求める関数は、他にRATE関数もありますが、IRR関数との違いは以下の通りです。
下図で、IRR関数でこの投資の利回りを求めています。 |
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次に借入・返済の金利をIRR関数で求めます。 下の表は、このような条件のローンで借入したときの例です。
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上記の表をグラフにしたものです。 |
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下図では、IRR関数でこの借入の金利を求めています。 |
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