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合計ー◯行おきの合計


考え方

  • 「○行おき」という項目に合致するデータをROW関数MOD関数で作り出す
  • SUMPRODUCT関数を使い、配列数式を使わずに、○行おきの合計を求める

説明

 「◯行おき」に同じ数字が出てくるような、ROW関数とMOD関数を使った数式を、別の列に書き出す。
下図では、3行おきの「売上高」の合計を求める過程である。

C列に「どの行同士を足し合わせるか」をはっきりさせるため、ROW関数とMOD関数を用いて、3行おきに同じ数字が出てくるようにしている。

セルC2に下図のように数式を書き、オートフィルを用いて必要な所まで下方向にコピーをする。
もし、4行おきにしたい場合は、MOD関数の2番目の引数を「4」にすればよい。

エクセルの画面1

 SUMPRODUCT関数で、条件別の合計を算出する。
合計を表す1番目の行は、「3で割った余りが2」である行の数字のみを足し合わせればよい。

SUMIF関数でも求められるが、ここではSUMPRODUCT関数を使用する。SUMPRODUCT関数の基本的な使い方は、

=SUMPRODUCT((条件式の配列数式)*(数値の配列数式))

ここで、条件式を(MOD(ROW($B$2:$B$10),3)=2)とすれば、行数を3で割った余りが2の行のみを演算対象にできる。

エクセルの画面2

 SUMPRODUCT関数を、他の行にも適用する
下図の緑部分は、「行数が3で割って余りが0」の行の、B列の合計を出している。
同様に、セルB13では、「余りが1」の合計を出している。

エクセルの画面3

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