家計を改善するには、一般的には「現金の支出」を抑え「現金の収入」を増やすことが基本となります。
「そんなの当たり前な話だ!」と思われる方もいらっしゃると思います。
ここで考えていただきたいのは、家庭や個人それぞれの状況によって、「減らすべき支出」は異なるということです。
例えば、子どもの教育に熱心な家庭の中には、「子どもにどうしても英会話を身に付けさせたい」「そのために食費を減らすかパートに出て収入を上げよう」と考えるところもあると思います。
また、住宅ローン返済中の家庭では「住宅ローンの返済を確実にするため」「たばこを吸うのをやめる」という選択をすることにしているかもしれません。
このように、人は性格や状況により「最優先事項」が違います。
しかし、家計改善のための基本原則は、全く同じです。その6原則は以下の通りです。
- 収入を増やす
これも、まったく当たり前な話です。ただ「どういうやり方でやるか」に問題を絞り込めます。
- 節約をして支出を抑える
これも、当たり前な話です...
- 家計簿をつけ、食費、光熱費、雑費などを把握し、無駄をなくすようにする。
- 所得控除を受けられるものの支出をすべて調べ上げ、税金の支出を抑える。いわゆる「節税」をする。
- 保険の見直し
「保険」という金融商品は、「予想できない将来に、起こりうる金銭的リスクに備える」という性質の商品ですので、まず、将来自分の身に起こりうる「金銭的リスク」について分析し直す必要があります。自分の保険は、自分の人生設計から考えます。
- ローンの見直し
人生の中で最高額の買い物は、「住宅」です。当然「安くていいもの」が欲しいですよね。そのための住宅ローンも「安くていいもの」がいいですよね。住宅ローンを「安く」するため、繰上返済や借換えを検討してみましょう。また、ローンは住宅のためだけではなく、子どもの教育のため、自動車購入のためのローンもありますが、最悪の場合を想定し、無理のない返済計画を立てましょう。
- 預貯金より利回りの高い資金運用をする
もし、生活の中で余剰資金がある程度たまれば、少しリスクの高い金融商品−投資信託、外貨預金−を購入したり、期待できる利益は高いがリスクも大きい金融商品−株式、転換社債−などで、運用益をだして余剰資金を効率よく運用しましょう。
- 不要なものを売却
「ほとんど使用していないもの」はどこの家でもあるものです。買ったはいいが、全く着ていない服、子供服、おもちゃ、聞き飽きてしまったCD、ほとんど使わない自動車や使い古したパソコン、こういったものを中古品買取業者やフリーマーケット、インターネットオークションなどで売却し、現金化すれば、家も広くなり、家計も助かります。今では、機種変更や解約で不要になった携帯電話を、高値で買い取ってくれる もあります。
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