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配列定数-データの塊

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配列とは」で説明した通り、配列はデータの塊です。ここでは、エクセルの中で配列が「データの塊」としてどう表現されるのかについて説明します。

配列定数とは、定数を行と列の区画で表した、定数の塊のことをいいます。

配列定数で使えるデータは、数値、文字列、論理値、エラー値があり、同一配列定数の中で、違うデ−タ型を含めることができます。

配列定数では、中カッコでデータを囲みます。そのとき、必ず「n 行 m列」の矩形になっていなければいけません。簡単にいうと、ブランクのデータは、配列定数内で定義できないということです。

では、具体的に配列定数の入れ方を見てみましょう。まずは、1行2列の配列定数を作ります。


 1行2列の配列定数を作るには、まず左図のように、「={1,2}」と入れる。ここで最初の"|="は数式であることを表し、"{}"(中カッコ)は配列であることを表す。","(カンマ)は「次の列へ行く」ことを表す。


 ここで、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押して入力を確定する。エクセルに、この数式が配列数式であることを理解させるため。配列定数を定義するときは「配列数式」の書式で書く。 


 1行2列の配列データなので、A1:B1を選択する。


 [F2]キーを押し、編集モードにする。


 ここで、[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押して入力を確定すると配列データが全てエクセル上に表示される。


次は、2行3列の配列定数を作ってみましょう。


 1行2列の時と同様に、「={1,2,3;4,5,6}」と入れる。";"(セミコロン)は「次の行の先頭に行く」という意味である。


 [Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押して入力を確定する。


 2行3列なので、A1:C2のセル範囲を選択する。


 [F2]キーを押し、編集モードにする。


10 [Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押して入力を確定すると配列データが全てエクセル上に表示される。


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