考え方
説明
1 下図では、C列の「現金給与」をD列にN関数を適用し、「現金給与が0でない」または「男性」という条件にあうデータの平均を出している。 論理式の足し算は、それぞれ「TRUE」であれば数字の1に、「FALSE」であれば数字の0に変換され計算される。IF関数は、0以外を「TRUE」、0を「FALSE」として判断するので、OR条件の場合は、論理式の足し算になる。 どうしても論理値を得たい場合は、 (論理式の足し算) > 0 とすればよい。
2 念のため、検算をしてみる。 オートカルク機能を使う。 条件に合うデータを、[Ctrl]キーを押しながらすべて選ぶと、オートカルク機能が「選んだセルの平均値」を算出してくれる。 下図では、AVERAGE関数とIF関数を使った結果と、オートカルク機能で算出された数値が等しいので、数式が正しいことがわかる。